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2013年11月4日月曜日

積み木

おはようございます^^
芸術祭期間中最後の三連休の中日も終わり、残すは今日のあと一日だけです。
SILENT Cafeの営業も継続の形を模索しているけれど、とりあえずは今日で終わってしまいます。


今日ふとカフェオーナーの息子さんが”積み木”ということに例えてこれまでの日々を表現していました。
その表現がすごくいいなと思ったのでそんなテーマで書いてみようと思います。


このカフェのオーナーの息子さん夫婦は島に来てからの約2年間、僕は今年の4月からの半年間、そしてこの営業中の1ヶ月間。その土台となる、島出身のおとーさんが島に戻ってきてからの何年もの時間。
このSILENT Cafeというひとつのプロジェクトの形をなしうるまでに積んできた時間。

積み木っていうのは土台がしっかりしてないとすぐに崩れる。
焦ってばーっと積んでいってもガラッと倒れてしまう。
ほんで誰かがその積む作業に加わると、一人で積んでいく時には見えないパターンやアイディアの積み方を見せてくれる。一人で積んでいくよりも誰かと一緒に積んでると会話が生まれたり、倒れそうになると手を添えて支えあったりする。

丁寧に、しっかり積みあげた土台の上に、自分たちのめざすオリジナルの積み木の形に向けて積んできた。

そこにこの1ヶ月で積んでいく材木に色がついて積み木に彩りが加わったような感覚。
それは出会いであり、新しいつながり、深まるつながり。








そして実際に高いとこまで積んで、ひとつの形をなしてみて「こうでよかった」とか「こんなかんじもありだな」とまた見えてくる今があるからこその新しい理想の形。
まだまだ未完成な状態だけどやっていく日々のなかでまた高く積んでいければいいとオーナーは言う。




SILENT Cafeというひとつの積み木に携わるなかで強く感じたこと、それはやっぱり積み木を積んでいく実践者でありたいなということ
実践する中でしか感じられないもの、見れない景色、語れない言葉があると思う。

このSILENT Cafeがこの芸術祭の期間が終えればゲストハウス”SILENT House”という僕の積み木を積んでいく。
そしてひとつひとつのプロジェクトの集合体としてチームとして”SILENT Island 粟島”というこれからの世代に向けた大きな積み木を積み上げていく。
ホームページはこちら。『SILENT Island 粟島』http://siaw.jimdo.com


「大事なのは日々の積み重ね 大事なのはその積み方ね
 MONGOL800」

しっかり地に足をつけた、いろんな色の彩りのある僕たちの積み木をつくりあげていきたいな。

さぁさ、最後の一日、今日も大事な一つの断片を積んでいけるように、
誠実に、まっすぐにがんばっていきますよ!




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