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2013年7月14日日曜日

牛島での一日から

昨日牛島という人口が13人になった島で織物などの作品を制作しながらゲストハウスを営む方のもとを訪れてきた。

決して小さい島というわけでもなく、
水脈が豊かで水田もあるような島が
経済成長の名のもとに置き去りにされてしまっている現状がそこにはあった。
人がいないからこその美しさや自然のたくましさはあるのだろうけど
もともとは廻船業で栄え、他の島よりも頭ひとつ抜けて豊かな島だったのに。
フェリーの定期便も減り、今は一日1、2本。

だけどそんな島にも自分の仕事を確立し、自分の生き方をつくるたくましい人がいた。
メディアに姿をさらすことなくほとんど口コミだけでゲストハウスを運営している方だ。
口コミだからこそ自分たちの打ち出すその場の魅力、ストーリーに惹きつけられる人が集まってきて、リピーターとなって、結果自分たちの世界を保つことができるのかなとも思う。

そんな海という大きな障壁があることで人が暮らしていくための生活の整備がそっちのけにされ置き去りにされてしまった島で自分で働き方・生き方をつくる者同士がネットワークをつくることができたら、
それが障壁ではなくブランドになり、そんな場でも生きていく、生活をつくっていく光を見出すことができるんじゃないかと思う。
少しずつ強く深いネットワークをつくっていけたら、と思う。

また行きたい、会いたい、つながっていきたい、そう感じ考えれた牛島での一日でした。


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